"切り貼り絵"で制作した絵本です。
◼︎あらすじ
「どうしてひとはあらそうの?」小さなヤヤが見つけたみらいへの一歩
小さな村でヤヤはかあさんとばあちゃんと3人で暮らしていました。
ある日、木の実を取りにばあちゃんと山へ出かけると村のほうから突然かあさんの笛の音が聞こえました。山から見下ろすと、村のほうが赤く燃えあがっています。ヤヤとばあちゃんはいそいで戻りましたが村は襲われ、何もかも焼けていました。ばあちゃんからかあさんの笛の話を聞きヤヤはみんなと生きる道を見つけていきます。
新たな出会いや葛藤を繰り返しヤヤの心が次第に変化していくなかで、「どうして人は争いをするのか」疑問にぶつかります。
争いの意味について問いかける物語です。
大切な人を亡くした方に寄り添いたい思いも込められています。
家事と育児のかたわらで作り上げてきた数々の作品の中から、イラストレーションとエッセイを一冊の本にまとめました!
色とりどりのセリフが添えられたイラストレーションは、ホームページに掲載されている作品のほか、本書のための描き下ろしも掲載。
子どもの頃に体験した出来事を季節ごとに書かれたエッセイは、周りの人の温かさを感じながら育った子供ながらのエピソードは、ところどころでクスっと笑え、読者に癒しを与えてくれます。
「クスッと笑える」「肩の力が抜ける」「優しい気持ちになる」。
そんな気持ちになりたいすべての方におすすめです。