方向音痴の自分が山に登れるのか。
その気持ちを変えたのは、京都芸術大学(通信制)で生態学を履修したことがきっかけだった。
初登山は今年2月。少し経験のある家族についていく。なぜか土と石ころや落ち葉に感動。当然だけど一歩踏み込むたび地面が変わる。
「あ〜美しいなぁ」自然から遠ざかっている自分に気づいた瞬間だった。
しばらくすると足がガクガクして先に進めそうにない。ここで引き返すことはできないと、堪えて、なんとか頂上に辿り着く。
毎回順調なわけではない。滑りそうになったり途中で引き返したりを繰り返し7回くらい登っている。
この日は富士山が見えたけど、曇りで見えないとがっかりする。
・2月〜5月の富士山(満観峰頂上・家康のベンチからは遠くに富士が見える)